結婚から子育てまでみんなのきらきらした毎日を応援します。

マタニティライフ

妊娠中期のプレパパ

  • おなかの赤ちゃんにたくさん声をかける

     おなかの中にいる頃から、パパの優しい声をたくさん聞いている赤ちゃんは、パパのことが大好きになるはずです。パパがママのよいところをたくさん聞かせてあげるのもいいかもしれません。

  • ママへの「言葉かけ」に配慮して

     ママの身体は急激に変化をしています。「太ったねっ!」とか「毛深くなったね」とか、パパからの何気ない言葉で傷つくこともあります。ママは、お母さんになる不安を抱えていますので、パパからの優しい言葉が一番の支えなのです。

  • 「パパママクラス」などに参加してパパも勉強しよう

     行政や産婦人科などで開催しているプレママ、プレパパを対象にした「パパママクラス」に参加すると、妊婦体験ベストを着用したりして、妊娠しているママの気持ちをわかるかもしれません。
    同じプレパパさんとの出会いもあり、情報交換の機会になりいいかもしれません。
    ママのために、赤ちゃんのためにどうしたらよいのかなどを積極的に勉強してみましょう。
    「パン焼くから一緒に食べる?サラダ買ってこようか?」なんて、声をかけてもらえると嬉しいものです。
    パパとして、今後の生活をイメージしながら、できることは練習して上手になっていきましょう。

マタニティライフにも慣れてきた頃。
赤ちゃんの胎動も感じるようになります。

ママと赤ちゃんの体の変化

 子宮は大人の頭ぐらいの大きさになり、子宮が大きくなるにしたがい、外見からもおなかのふくらみが目立ち、ウエストや腰の周りにも脂肪がついて、体全体がふっくらしてきます。赤ちゃんは、手足を活発に動かしたりするようになります。

DATA
赤ちゃんの身長:約25㎝
赤ちゃんの体重:約250g

大きくなった子宮は、その上の内臓を下から押し上げます。そんなに食べていないのに胃もたれを感じたり、ちょっと動いただけで動悸が激しくなったり息切れしやすくなります。ホルモンの働きで乳房の乳腺組織が発達し、脂肪もついてバストがワンサイズ程度大きくなります。

赤ちゃんは、胴や足が長くなるので頭の占める割合が小さくなり、全体的なバランスが整ってきます。骨格や筋肉が発達しますが、皮下脂肪がほとんどないので細長い体型です。

体全体にうぶ毛が生え、髪の毛、まゆ毛なども生えてきます。
頭を前後に曲げたり、手足を活発に動かしたりするようになり、初産婦さんで妊娠19週ごろ、経産婦さんで妊娠17週ごろに胎動を感じるようになります。

妊娠5ヵ月の戌(いぬ)の日に、さらしの腹帯を巻いて安産祈願をする習慣がありますが、あまりおなかを締め付けると苦しいママもいるので、相談しながら上手に使いましょう。

大切なことこの時期に大切にしたいことを考えてみましょう。出産に向けてママになる準備をしましょう。

  • 体重管理について

     妊娠中は体重が増えすぎると、難産になったり、妊娠中毒症や妊娠糖尿病などのトラブルの原因にもなります。妊娠中の食生活のポイントを押さえて、体重管理をしていきましょう。

  • 少しの量を何回かに分けて

     栄養バランスのよい1日の食事を5~6回に分けて食べることが食べ過ぎないポイントです。朝・昼・夕の1日3食分を6回に分けて食べましょう。おやつではなく、少量の果物を上手にプラスしていくといいかもしれません。

  • 甘い物は控えめに

     つわりがおさまってくると甘い物が食べたくなってきます。これは、体重が増える赤ちゃんに優先的にブドウ糖が送られるようになり、糖分不足になったママは、手軽にブドウ糖を補える甘い物が食べたくなるためなのです。
     この時期を上手に乗り切るコツは、甘い物を食べることをがまんせずに、少量だけ食べることです。買い置きはしないで、必要なときに、小さめサイズを購入するのがポイントです。

  • 低カロリーの食事を心がけて

     妊娠中の食事は、ごはんにおかずをプラスする低カロリーの和食を基本にするとよいでしょう。栄養バランスもいいし、バターやサラダ油、マヨネーズを使う洋食より、断然カロリーが低くなります。また、同じ食材でも油を使うとカロリーはぐんとアップするので、ゆでたり、蒸したり、焼いたりのノンオイル調理法を心がけましょう。野菜や海藻類は、おなかがいっぱいになる割にカロリーが低いのでおすすめです。スパゲッティやマカロニはごはんと同じ炭水化物(糖質)の仲間ですからカロリーは高めになります。

赤ちゃんの成長とともに
ママのおなかはふっくらしてきます。

ママと赤ちゃんの体の変化

 赤ちゃんの体が一段と大きくなって、ママのおなかも大きくなり、下腹部のほとんどを赤ちゃんが占めるようになります。妊婦健診で、子宮底長の計測が行われますが、子宮底長を調べることにより、胎児の発育状況や羊水の量を知ることができます。

DATA
赤ちゃんの身長:約30㎝
赤ちゃんの体重:約600g

妊娠6か月は、赤ちゃんの体が一段と大きくなる時期で、合わせて子宮も大きくなり、下腹部のほとんどを占めるようになります。6か月頃から、胎児が大きくなるスピードについていくため、子宮の壁は薄く伸び、おなかの皮膚も徐々に薄くなるので、ママは、赤ちゃんの動きをはっきり感じるようになります。

大きくなった子宮の影響で下半身の血行が悪くなると、足がつったりこむらがえりが起きやすくなるので、ウォーキングなど適度な運動をして血行をよくしましょう。赤ちゃんは、聴力もほぼ完成しており、おなかの外の大きな音やママの声は聞こえています。

大切なことこの時期に大切にしたいことを考えてみましょう。出産に向けてママになる準備をしましょう。

  • 食物繊維の多い食品をとる

     大きくなった子宮で腸が圧迫されたり、ホルモンの影響で便秘になりがちです。根菜、海藻類などの食品を食べると便秘予防に効果的です。

  • 胎動をチェックする

     胎動は赤ちゃんが元気な証拠です。出産まで赤ちゃんの胎動の変化を観察しましょう。

  • 妊娠線を予防する

     急激に大きくなったおなかは皮膚が伸びて、ひび割れのような線ができてしまいます。これを妊娠線と呼びます。マッサージやクリームなど早めのケアで緩和されます。

  • 歩きやすい靴を履く

     おなかが大きくなって、体のバランスが崩れ、転倒しやすいので、ヒールの高い靴はやめて、すべりにくい靴に替えましょう。

  • 薄味の食事を心がけましょう

     塩分のとり過ぎは、むくみや高血圧、妊娠中毒症のきっかけになるので注意しましょう。

  • パパママクラスやマザークラスなどに参加する

     妊娠や出産、育児について学べるよい機会です。パパも一緒に積極的に参加しましょう。

おなかが大きくなることで
腰痛などのトラブルが発生することもあります。

ママと赤ちゃんの体の変化

 おなかは前や上腹部までせり出してきます。そのため、立っているとき、体のバランスをとるために自然にそった姿勢になりやすく、背中や腰の痛みが増してきます。また、子宮が大きくなるにつれて下半身の血液の流れが圧迫され、太ももやふくらはぎ、外陰部などに静脈瘤ができやすくなり、痔に悩まされる人も少なくありません。

DATA
赤ちゃんの身長:約35㎝
赤ちゃんの体重:約1000g

胃がもたれやすく、一度にたくさん食べられなくなったり、便秘傾向が強くなります。イスに腰かける時には、浅く腰をかける、歩く時はおなかを突き出さず、背骨を伸ばして姿勢をよくするなどの工夫で、背中や腰の痛みを防ぎましょう。

赤ちゃんの発育スピードが早くなり、子宮壁が伸びる刺激を、ママは、「おなかの張り」として感じることも多くなります。

おなかの皮膚もますます薄くなり、胎動が強くなるので、パパが外から胎動を感じられるようになるでしょう。

体温はふだんより少し高めになり汗をかきやすくなるので、衣服の調節などをまめにして風邪をひかないように気をつけましょう。赤ちゃんは、頭と体のバランスがとれて赤ちゃんらしい体型になります。身長も伸び、皮下脂肪がついて、体重はますます増えていきます。

大切なことこの時期に大切にしたいことを考えてみましょう。出産に向けてママになる準備をしましょう。

  • 働いているママは、仕事の引き継ぎをする

     産休に入る準備として、メモやマニュアルを作って、できるだけスムーズな引き継ぎを心がけましょう。

  • 赤ちゃんを迎える環境をつくる

     ベッドの置き場所などを決めて、 赤ちゃんが過ごしやすいお部屋のレイアウトを考えて迎える準備を始めましょう。

  • 入院準備を考える

     産後のケアに必要なママのものは病院で用意してくれる場合も多いので、出産する病院で確認してからそろえましょう。

  • おうちの片付け

     産後はしばらく完璧に家事をこなすことが難しいので、無理のない範囲でおうちの片付けをしましょう。高い物を取ったり、重たい荷物を動かすのはパパに協力をしてもらいましょう

  • 出産入院グッズリスト

    出産入院グッズリスト

    必要な物、あったら便利な物のリストです。

    PDF

  • 赤ちゃんを迎える準備グッズ

    赤ちゃんを迎える準備グッズ

    愛媛の先輩ママに聞いた本当に必要な物です。

    PDF