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マタニティライフ

妊娠後期のプレパパ

  • ママの動きをサポートしましょう

     おなかもますます大きくなってきて、ママは行動のひとつ、ひとつが大変になっています。その行動を助けてもらえることが、子育て期に入ってからの信頼関係にもつながっていきます。
     ゴミ捨てやお風呂掃除、お買いものなどパパができることをすることがこの時期はとても大切です。ママからパパへ「お願いしやすい関係つくり」ができていますか?これから出産への不安を少しでも解消できるように、ママとの関係をしっかり築いていきましょう。

  • マッサージを覚えよう

    これから出産にむけて、ママのトラブルが増えていきます。
     身体がつらかったり、眠れなかったり…そんなときに、パパがママにマッサージをしてあげると痛みが和らいだり、眠れたりすることもあるようです。陣痛が始まってからも、マッサージに助けられることがあるので、上手なマッサージができるように覚えてみてはいかがでしょうか。

  • 小さい子に慣れましょう

     もうすぐパパになるといっても、子ども慣れしていないプレパパさんもたくさんいますよね。
     小さい子どもと接したことがないと、どう扱っていいのか分からずに、ママ任せになってしまうことになります。親戚や友達に子どもがいたら、ぜひ一緒に遊びにいってみてくださいね!

おなかがますます大きくなるので
「妊娠線」に注意しましょう。

ママと赤ちゃんの体の変化

 赤ちゃんが急速に成長するため、おなかが張りやすくなります。自分でははりが分からないという妊婦さんも多いので、健診のときなど医師に「柔らかい状態」と「張っている状態」をよく聞いておきましょう。早産にならないように、無理をせずに気になるときは受診しましょう。

DATA
赤ちゃんの身長:約40㎝
赤ちゃんの体重:約1500g

おなかのふくらみはかなり上にせりあがって、胃のあたりから丸く盛り上がるようになります。体重が急激に増えると、皮下脂肪の増加に表皮の伸びがついていけず、皮膚の表面がひび割れて妊娠線ができやすくなります。食べ過ぎで一気に太らないように気をつけ、保湿成分を含むクリームで皮膚のうるおいを保って妊娠線の予防をしましょう。

足や手がむくみやすくなり、あお向けで寝ると息苦しくなるので、体を休める時や夜寝る時は、心臓のある左半身を下にして横向きに寝るようにすると少し楽になると思います。

エネルギー配分が大きく変化し、母体の糖分が胎児に優先的に送られるようになるため、糖分不足になったママは、急に甘いものが欲しくなるなどの現象もみられます。

赤ちゃんは、肺以外の、心臓を主役とする循環器をはじめ、胃腸や肝臓などの消化器、腎臓などの泌尿器、いろいろな器官の機能が充実し始めます。

大切なことこの時期に大切にしたいことを考えてみましょう。出産に向けてママになる準備をしましょう。

  • 出産準備をしよう

     赤ちゃん誕生が近づいてきました。陣痛が始まっても慌てないように、出産に向けて準備をしましょう。入院中や、産後に必要なものをそろえて赤ちゃんを迎える環境を整えましょう。

  • 連絡先リストを作っておく

     入院、出産時にどこに連絡をするのか、パパにもわかるようにリストにして貼っておくと安心です。タクシー会社の電話番号も忘れずにメモしておきましょう。陣痛時にあせらないように必要な連絡先を調べておきましょう。

  • 入院費用を準備する

     出産にかかる費用は健康保険が適用されないので、自己負担になります。出産時のトラブルによっては、予定外に費用がかかる場合もあるので、退院時にどれくらいの支払いがあり、誰に持ってきてもらうかなど、事前に家族と相談しておくと良いでしょう。

  • 入院の荷物をまとめておきましょう

     妊娠38~39週にお産になる方が多いです。いつ陣痛が始まってもいいように、37週になったら、入院用品の準備をしましょう。

  • 付き添ってくれる人をお願いする

     出産が予定より早くなったり、緊急帝王切開が必要になったりする場合もあります。パパや実家のお母さんやお父さんなどに相談して、同行してもらえるようにお願いをしておきましょう。

  • 呼吸法やマッサージの練習をする

     陣痛をやわらげる呼吸法やマッサージのイメージトレーニングをしておきましょう。パパにも練習しておいてもらっておくといいですね。立会出産など赤ちゃんを迎える準備をパパと一緒に考えましょう。

いよいよ出産予定日が近くなってきましたね。おなかは大きく重みがあり、
便秘や息切れ、腰痛など身体に負担があることから、ストレスを感じやすい時期です。

ママと赤ちゃんの体の変化

 赤ちゃんはほとんどの器官が完成に近づき、外見も新生児とほとんど変わらなくなります。子宮が狭くなって、頭を下にした姿勢で落ち着いて、外へ出る準備が整いはじめています。

DATA
赤ちゃんの身長:約45㎝
赤ちゃんの体重:約2000g

赤ちゃんが大きく成長するので、ママの胃を圧迫するようになり、胃がもたれて一度に食べられる食事の量が減ります。また、血液循環量が増えるため、心臓や腎臓、肺への負担が大きくなり、軽い動悸や息切れ、むくみなどの症状を経験するママが多くなります。乳頭や乳輪が大きくなり、色が濃くなる人もいます。ママの身体にも負担になっているので、休憩を取りながら日常生活を過ごしましょう。

塩分やカロリーに気を配ったバランスのいい食事を心がけ、適度に運動を取り入れて、ママの体重が増えすぎないように気を配っていきましょう。

前駆陣痛は、分娩につながる「本陣痛」とは別もので、痛みの感覚や強弱が安定せず、安静にしていると落ち着くおなかの張りです。規則的におなかが張る場合や、出血や破水がある場合、30分以上安静にしてもおなかの張りがおさまらない場合は、すぐに産婦人科を受診しましょう。

大切なことこの時期に大切にしたいことを考えてみましょう。出産に向けてママになる準備をしましょう。

  • 食事は少しずつとる

     大きくなったおなかで胃が圧迫されますから、一度にたくさん食べることができません。少しずつ食べる工夫をしましょう。

  • 気がかりや心配ごとを解消する

     出産について不安なことは、かかりつけ医師に相談して解決しておきましょう。

  • 里帰り出産のママは帰省する

     出産までに何回か里帰り先の病院で健診を受けておくと安心です。帰省は、無理のないスケジュールと交通手段を考えましょう。

  • 呼吸法やマッサージを勉強しておく

     陣痛の痛みをやわらげる呼吸法やマッサージをパパと一緒に練習しておきましょう。

待ち望んでいた赤ちゃんとの対面の瞬間を想像してワクワク!
でも、これからの育児への不安にドキドキしている方も多いかもしれません。

ママと赤ちゃんの体の変化

 妊娠10か月にあたる妊娠36~39週の4週間を「臨月」といいます。この頃は、赤ちゃんがいつ生まれてきてもいい状態なので、妊婦健診が週に一度のペースになり、子宮の開き具合を確認してお産の進みを確認します。胎児の内臓や器官は全て完成し、いつでも外に出られるよう準備をしています。

DATA
赤ちゃんの身長:約50㎝
赤ちゃんの体重:約3100g

子宮の重さは妊娠前の20倍、容量は2000~2500倍にもなっています。さらに、赤ちゃんの発育はラストスパートを迎え、体重が増えて、おなかはますます大きくなっていきます。しかし、出産に備えて赤ちゃんの頭が下降してきて骨盤に入り、子宮も下がってくるため、子宮の上にあった臓器の圧迫がとれ、胃がすっきりして食欲が出たり、動悸や息切れも少し楽になってくるということもあります。下がった子宮に骨盤内にある臓器が圧迫され、トイレが近くなったり、便秘傾向が強まったりという変化を感じられる方も多くなります。

おなかが張る回数が増えてきますので、初産婦さんは陣痛との違いが分かりにくいと思います。生理痛ぐらいの痛みを伴うときは陣痛の場合もあるので、早めに受診しましょう。おなかが不規則な間隔で張って、ゼリー状のおりものが塊になって降りたら、お産が近いサインの可能性があります。色は透明でも、赤い色がついていたらおしるし(血液)のこともあります。身体の変化を感じたら受診をしましょう。

大切なことこの時期に大切にしたいことを考えてみましょう。出産に向けてママになる準備をしましょう。

  • 毎週、定期健診に行く

     お産の兆候を確認するため、この月から定期健診は毎週受診しましょう。

  • 入院の荷物をチェック

     お産がいつ始まるかわからないので、入院時に持っていくものは、バッグにつめて用意しておきましょう。

  • お産の流れをイメージする

     出産までの流れを何度もイメージしておきましょう。陣痛が始まったときに慌てずに落ち着いて行動できます。

  • 陣痛が始まったら

     誰に連絡し、どうやって病院に行くか家族と相談しておきましょう。外出時は、いざという時のために、母子健康手帳、健康保険証、診察券を必ず持ち歩きましょう。

  • リラックスした毎日を

     いつ生まれるの?まだかな?と出産を待っているのもストレスになります。疲れた時は体を休め、ゆったりした気持ちで過ごしましょう。

  • 赤ちゃん誕生報告名簿

    赤ちゃん誕生報告名簿

    事前に作っておくとスムーズに連絡できます。

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