ひめコミュ

麻しんと風しんの混合接種について

専門家からの回答

2015/10/21

麻しんと風しんの予防接種は2006年4月からは、両者の混合ワクチンを1歳児と小学校就学1年前の2回接種に変更となりました。これは1回の接種では免疫が出来ない人にも免疫をつけことや、何らかの理由で受けられなかった人を救済する意味もありますが、1回の接種では一度免疫が出来ても、徐々に減少し、感染してしまう人が出てきたため、2回接種により免疫を強化する目的で変更されました。実際1回しか接種していなかった日本では、最近でも麻しんの流行を繰り返しています。しかし、2000年の時点で世界保健機構が推奨する麻しん、風しん、おたふくかぜの三種類の混合ワクチンの2回接種を実行した130カ国ではすでに麻しん患者はほとんどみられず、2回接種の効果は明らかです。

カテゴリ 幼児(1歳〜3歳) - 健康
コメント 1
【書き込みについて】

ひめコミュへの投稿についてはウェブ上からは行えません。アプリ「きらきらナビ」から投稿する事ができます。

>アプリ「きらきらナビ」についてはこちら

【注意事項】

ひめコミュの回答内容については、各医師や保健師、学会等のそれぞれの見解を掲載したものが含まれます。また、全ての方に一律に該当するものではありませんので個別の事案については、各専門機関へ御相談ください。

>監修者一覧はこちらから

よく見られている投稿