マタニティライフ
妊娠7か月(24~27週間)
おなかが大きくなることで
腰痛などのトラブルが発生することもあります。
ママと赤ちゃんの体の変化
おなかは前や上腹部までせり出してきます。そのため、立っているとき、体のバランスをとるために自然にそった姿勢になりやすく、背中や腰の痛みが増してきます。また、子宮が大きくなるにつれて下半身の血液の流れが圧迫され、太ももやふくらはぎ、外陰部などに静脈瘤ができやすくなり、痔に悩まされる人も少なくありません。
- DATA
- 赤ちゃんの身長:約35㎝
赤ちゃんの体重:約1000g
胃がもたれやすく、一度にたくさん食べられなくなったり、便秘傾向が強くなります。イスに腰かける時には、浅く腰をかける、歩く時はおなかを突き出さず、背骨を伸ばして姿勢をよくするなどの工夫で、背中や腰の痛みを防ぎましょう。
赤ちゃんの発育スピードが早くなり、子宮壁が伸びる刺激を、ママは、「おなかの張り」として感じることも多くなります。
おなかの皮膚もますます薄くなり、胎動が強くなるので、パパが外から胎動を感じられるようになるでしょう。
体温はふだんより少し高めになり汗をかきやすくなるので、衣服の調節などをまめにして風邪をひかないように気をつけましょう。赤ちゃんは、頭と体のバランスがとれて赤ちゃんらしい体型になります。身長も伸び、皮下脂肪がついて、体重はますます増えていきます。
大切なことこの時期に大切にしたいことを考えてみましょう。
出産に向けてママになる準備をしましょう。
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- 働いているママは、仕事の引き継ぎをする
産休に入る準備として、メモやマニュアルを作って、できるだけスムーズな引き継ぎを心がけましょう。
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- 赤ちゃんを迎える環境をつくる
ベッドの置き場所などを決めて、 赤ちゃんが過ごしやすいお部屋のレイアウトを考えて迎える準備を始めましょう。
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- 入院準備を考える
産後のケアに必要なママのものは病院で用意してくれる場合も多いので、出産する病院で確認してからそろえましょう。
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- おうちの片付け
産後はしばらく完璧に家事をこなすことが難しいので、無理のない範囲でおうちの片付けをしましょう。高い物を取ったり、重たい荷物を動かすのはパパに協力をしてもらいましょう
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